2年ぶりの海外旅行。
前回のグアム旅行では、ティーウェイ航空というLCCを利用し、窮屈な思いをしたことから次こそは、一般航空会社の飛行機で空の旅を満喫したいと思っていました。
行き先はシンガポール。
シンガポールに行くなら絶対、エキゾチックな民族衣装サロンケバヤに身を包んだCAと質の高いサービスを誇るシンガポール航空で行くと決めていました。
そして、ようやくシンガポール航空で行くシンガポールを実現させることができました。
我が家が利用した、関空11:00発SQ619便(A380-800)エコノミークラス座席配列2-4-2に関する搭乗記です。
シンガポール航空A380-800で行くシンガポール
SQ619便(A380-800)標準座席 オンラインチェックインを実行
シンガポール航空利用 てんこ盛りシンガポール5日間
これぞ私の夢を叶えてくれるプランがギュッと詰まったツアーを発見し即決しました。
とはいえ、格安パッケージツアーのデメリットは、家族・友人同士、飛行機の座席において並び席プランはなく席は出発当日空港での案内というのが大方お決まりのパターン。
我が家が参加したツアーでも、e-チケットは当日空港で受け取ることになっていました。
実際のところ割り当てられていた席は隣同士で心配は不要でしたが、シンガポール航空では48時間前にオンラインチェックインが開始された後、座席は無料で選択できます。
座席を確認し空席があれば希望の席を押さえ、チェックインを済ませたほうが安心。
というわけで、空港諸税が確定し引き落とされたあと旅行会社に問い合わせ、予約番号と航空券番号を聞き出しオンラインチェックインを実行しました。
予約の管理画面で予約番号を入力し、続いて画面の指示に従い入力していくだけです。

出典:https://www.singaporeair.com/ja_JP/plan-and-book/managebooking/
我が家が搭乗するSQ619便(A380-800)エコノミークラスのシートマップを確認したところ2-4-2の配列で、しかも窓際の並び席が割り当てられていたため、座席シートの変更は行わずチェックインだけを済ませ搭乗券を印刷しました。
うっかり忘れても大丈夫 ANAマイレージで事後登録
飛行機は滅多に乗ることがありませんが、せっかく持っているANAマイレージカード。提携航空会社の事後登録でマイルの申請を行いました。
関空のSQチェックインカウンター
第1ターミナル国際線4F北団体カウンターでe-チケットを受け取り、オンラインチェックインは既に済ませていましたが、正規の搭乗券が欲しいがために一番端のチェックインカウンターHに並びました。

出典:https://www.kansai-airport.or.jp/map/t1/4f.html
チェックインシステムも進化を遂げ、今や自動チェックイン(キオスクチェックイン)が導入されていました。操作がわかりづらければスタッフが、できるなら自分でします。
シンガポールのほうでも帰国便は、荷物の預け入れを含め完全に自動チェックインが導入されていました。
おかげで、行きも帰りもスムーズでした。
事情を説明し新たに搭乗券を受け取り、印刷した搭乗券は破棄しましたが、正規の搭乗券は今までの物と比べかなり薄っぺらく、わざわざ正規の搭乗券をもらうまでもなかったです。
この後、インターネットチェックインカウンターで荷物を預け、その流れでセキュリティチェック→税関・出国手続きを済ませ搭乗ゲートへ向かいました。
SQ619便(A380-800) 南ウィング31番ゲートは、ウィングシャトルで移動
特に免税店で欲しいものもなく、早めに搭乗ゲートに移動。
南ウィングにある31番ゲートには、ウィングシャトルで向かいます。
搭乗ゲート付近には、空港ラウンジやタリーズコーヒーもあり、大して暇を持て余すこともないかと。
SQ619便(A380-800) 搭乗開始
エンジン4基のエアバスA380-800。久々の超大型旅客機に興奮。
機内での混雑を避けるため、搭乗する順番が決まっています。
搭乗が開始されたからといって早々に並ぶ必要はなく、アナウンスされるまで座って待っていれば良いので楽です。
通路も2手に分かれており、チケットに記載されたシートナンバーのほうに進みます。
新聞及びイヤホンはセルフサービスとなっており、機内に乗り込む直前、必要に応じて各自手に取っていきます。
エコノミークラス スタンダードシート座席配列2-4-2
SQ619便(A380-800)のエコノミークラス スタンダードシートは3-3-3と2-4-2の座席配列があり、我が家は後方の2-4-2にあたりました。
横にA~K、縦に71番~79番まで全部で88シートです。

出典:https://www.singaporeair.com/saar5/pdf/OurFleet/airbus380-4class.pdf
座席シートとシートモニター
3-3-3のシートと比べ2-4-2は全てにおいて型が古いです。
しかしながら、窓際のシートの横に設置された収納ボックスは不要な枕や毛布、手荷物などを収納することで随分役に立ちました。収納ボックスは、この席だけの特典です。
2-4-2のシートモニター。
リモコンは取り外して操作できます。
映画を見るため日本語に設定して見ていましたが途中、何か誤った操作をしたことで日本語が表示されなくなり、何度やり直しても元に戻りませんでした。
やり方が間違っていたのか?これでかなり時間を費やしました。
途中、CAが大丈夫かと訊きにきてくれましたが、説明するのも面倒で適当にOKと応えておきました。
結局、搭乗前にチェックしていた字幕版の洋画を諦め、日本語放映の邦画を見ることで時間をやり過ごしました。
また必要に迫られることもないですが、シートの足元にはフットレストが付いています。離着陸の際は上げておかなければいけません。
前方はカーテンで仕切られているため、トイレは基本的に後方にあるトイレを使います。混雑していれば前方にあるトイレも使用できます。
離陸してフライトが安定すると暫くして、温かいおしぼりと機内食のメニューが配られます。
機内サービス おつまみ&ドリンク
おしぼりの後、おつまみやドリンクの機内サービスが開始。
ジュース・ウーロン茶・サイダー・コーラ・ミネラルウォーター・ワイン・ビールといったドリンクが好みに応じて提供されます。
SQ619便(A380-800)エコノミーサービスの機内食
11:00発SQ619便(A380-800)の機内食は、和食かシンガポール料理のどちらかです。
CAからは「チキンorポーク」といった訊ね方をされたため、和食を頼むつもりが思わずチキンと応えてしまいました。
シンガポール料理の中味は
- 前菜:カチュンパルサラダ(キュウリ・トマト・レッドオニオン・レモンとスパイスのドレッシング)
- メイン:チキンビリヤニ(シンガポール風チキンカレー)・サフランライスと共に
- ベーカリー:パンとバター
- デザート:ハーゲンダッツアイスクリーム
- 飲み物:温かいコーヒーか紅茶
ライスは食べきれませんでしたがチキンはスパイシーながらもクセがなくとても美味しかったです。
一方の夫が頼んだ和食は
- 前菜:前菜盛り合わせ
- 麺:季節の冷たい面
- メイン:角切り豚の蒸し煮(関西風ポークリブ蒸し煮・季節の野菜・ご飯)
- ベーカリー:パンとバター
- デザート:ハーゲンダッツアイスクリーム
- 飲み物:温かい煎茶か烏龍茶
ポークとチキン味比べしたところ、断然チキンのほうが美味しかったです。
デザートのハーゲンダッツのアイスクリームは嬉しい限り。
前列がリクライニングすると後列は窮屈になる座席
決して文句は言えませんし、リクライニングシートを倒すのは自由ですが、角度によってかなり窮屈になります。
前に座っていたカップル。男性のほうは後方を気にするよう遠慮気味にシートを倒していましたが、女性のほうは遠慮なし。
機内食が出るころにはCAにシートを上げるよう言われていましたが、食事が終わった途端また元通り。
約7時間ずっとそのまま。
周囲を見渡しても、角度を気にせずシートを倒している人は極僅か。
結果、シートモニターがとても見辛く目が痛くなるほどでした。
自分も同じようにシートを倒せば済む話ですが、それも何だか。
フライト中ずっと映画を見ていたい私にとっては苦痛の時間でしかなかったです。
こういった議論は、後を絶ちません。
だったらエコノミーではなく、ビジネスクラスに乗れという意見が多いですね。そんな余裕あったら誰も苦労しません。
SQ619便(A380-800) Y2-4-2の感想。
さすが大型旅客機 安定の離着陸。特に着陸は穏やかで耳が全く痛くなりませんでした。
今回乗った SQ619便(A380-800)エコノミークラス2-4-2の座席幅ですが、LCCと比べて差はありません。但し配列そのものは、3-3-3と比べ2人連れには適しています。
関空発グアム行きのティーウェイ航空 搭乗記 中高年にはちょっぴりキツかった話。
またCAは、エコノミークラスにおいても一人一人に対して丁寧なサービスを心掛けているように見受けられます。しかしながら大勢の乗客を少人数のCAで応対するのは大変で、CAが座席に回って来る率は非常に低いですが…。
大型旅客機だけに乗り心地は快適でした。
シンガポール発 関空 SQ622便(787-10) エコノミークラス搭乗記。
旅の記録:2018年11月中旬