グアムでの滞在時間を少しでも長く有効に活用するため、関空発午前便の韓国のLCC(格安航空機)ティーウェイ航空を利用することに決めました。
今後利用する方に少しでも参考になれば良いかと、我々が搭乗した関空発→グアム行きのTW311便と帰りのグアム発→関空TW312便についての搭乗記です。
ティーウェイ航空 TW311便&TW312便
大まかな決まりごと
日本⇔グアム線において、受託荷物は1人1個23kgまでが2個無料となっています。
機内に持ち込むことができる手荷物は、ハンドバック以外に1人1個となっています。
3辺の合計が115cm以内で重さ10kg以内であればOKということです。
ということは、例えば、リュックやハンドバック以外に指定サイズのスーツケースやボストンバックを機内に持ち込めるということだと解釈できます。
私たちはそれぞれキャリーバックを受託荷物として、肩掛けカバンと別に手提げカバンを機内に持ち込みました。
また、あらゆる液体物は、100ml以下と決まりがありジッパー付の透明プラスチック製の袋に入れなければなりません。
袋のサイズは、縦20cm以下で横20cm以下のものです。ダイソー等で販売されているジッパー付の透明袋でOKです。数は1人1個です。
ライターやマッチも1人1個、持ち込み可能です。
参考 http://www.twayairlines.jp/service/baggage.html
搭乗手続き
空席の事前予約ができないプランであっても、空いてさえいればグループごとに近い席を確保してくれます。
我々がネットを通して予約したJTB企画の旅のアウトレットは、空席の事前予約が不可能なプランでした。
きっちり2時間前に集合したものの、時すでに遅し
当日空いていた並び席といえばリクライニングのできない最後尾しか余っていませんでした。
帰りのグアム発→関空行きTW312便にしても同じで、この日に限り開放している席があるので25ドル支払えば並び席になるが、そうでない場合は1人だけ離れた席と選択を迫られました。
結局のところ尾翼の辺りで、またもリクライニングができない並び席ですが、25ドル支払わずとも何とか確保できました。
出発便(関空→グアム)TW311便 搭乗 座席シートの座り心地
TW311便の座席の配置は、中央の通路を挟み、右3席、左3席。
前・横ともにシートの間隔は狭く窮屈です。
前列の乗客が離着陸以外ずっとシートを倒していたため、ことさら狭く窮屈で、中高年の体には相当応えました。
一般の航空機でも前列の乗客がリクライニングすれば少し窮屈に感じますが、TW311便においては、それを上回る窮屈さで、本当にキツかったです。
またトイレが真後ろにある最後尾の座席でしたので、トイレを利用する分には良いですが、ニオイが微かにただよってくるのが気になりました。
機内サービスは?
機内での無料サービスはミネラルウォータの支給のみ。
その他は全て有料です。
出国手続きを終えた時点で、免税店や自販機で食べ物や飲み物を購入し持ち込みできます。お菓子などの持ち込みもOKです。
機内販売いろいろ
シートのポケットに機内販売品が記載されたパンフレットが入っています。
機内販売品は、韓国製の飲み物やスナック類、弁当がメインです
また機内でアルコールが飲みたい人は、缶ビールは1缶4ドルで販売しています。
グアム空港に到着
グアムに無事到着。
フライトそのものは順調で何の問題もありませんでしたが、着陸態勢に入り降下する際、左耳が痛く耳栓をしていても全く意味がありませんでした。
写真は我々が搭乗したTW311便です。
帰国便(グアム→関空)TW312便 搭乗
行きの便では、3人と1人という並び席で1人通路側に座っていたこともあり、帰りは尾翼の窓側の席を確保しました。
受託荷物の積み込み作業をしている様子も見えます。
離陸直前のTW312便。
グアムから関空行きの午後便発は、左側の席がオススメ。なぜなら空の上で真っ赤な夕陽を望むことができるからです。残念ながら右側の席でしたので、夕日を拝むことは叶いませんでした。
TW312便 乗り心地
グアムから関空へ向かうTW312便は、TW311便に比べるとシートがやわらかく体がとても楽に感じました。
機種によってこんなに乗り心地が違うものなんですね。
但し、帰りの機内でも缶ビールを買おうと意気込んでいた夫等は、免税品以外の機内販売はなしと言われがっくりしていました。
あとがき
料金的には、変わらぬ金額で大韓航空やユナイテッド航空がありましたが、両者とも行きは夜便発で帰りは朝便発。同じ4泊5日でもグアムでの滞在時間が短くなるためティーウェイ航空を選びました。
ティーウェイ航空が我々にとって初めてのLCC体験となりましたが、一般航空会社の旅客機と比べるとやはり不満が多く残ります。
特にシートモニターなしのフライトは暇を持て余してつまらなかったです。
いまどきは、スマホやタブレットに映画や音楽をダウンロードして機内で楽しむという手もありますが、今回はそこまで気が回りませんでした。
このツアーを予約する前、友人とは何度もやりとりしお互いに十分納得の上決めた内容でした。
友人夫妻は10年ぶりのグアム旅行だったそうです。
10年前は今回とほぼ同じ料金で、往復便はユナイテッド航空。行きはビジネスクラスだったそうで(スゴイ)。その上、グアムでのシャトルバス乗り放題チケットや国際テレフォンカード、グアム・プラザホテル直営のターザの利用チケットも付いていたんだとか。
10年一昔とはよく言ったものです。
我が家にしても、数年に一度行けるか行けないかの海外旅行。若くて元気なら多少キツくてもどうってことありませんが、これからますます年を重ねていきます。同じ高いお金を払うなら、次こそは、行きも帰りも含め全て満足できるものにしたいねと意見が一致しました。
最後に一言。意外と皆さんお忘れになる方が多いようですが、入国審査で必要な書き物があるので、1人1本ボールペンは必ず持参しましょう。
搭乗記録:2016年11月初旬